セドナへ来たら、赤岩の中を少し歩いてみたい。
でも、
「本格的な登山はしたことがない」
「どのトレイルを選べばいい?」
「普通のスニーカーでも大丈夫?」
「Cathedral Rockは初心者でも登れる?」
そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
セドナには、長時間歩くトレイルだけではなく、自分の体力や時間に合わせて自然を楽しめる場所があります。
大切なのは、有名だからという理由だけでトレイルを選ばないこと。
この記事では、初めてセドナを訪れる日本人旅行者向けに、トレイル選び、服装、水、暑さ、シャトルなど、最初に知っておきたいポイントを紹介します。
セドナのハイキングで最初に知ってほしいことがあります。
それは、
最後まで歩かなければ楽しめないわけではない
ということです。
たとえばBell Rock周辺なら、必ず高いところまで登らなくても赤岩の景色を楽しめます。
少し歩く。
景色を見る。
写真を撮る。
静かな場所で休憩する。
そして自分の体力に合わせて戻る。
これだけでも十分セドナの自然を体験できます。
初めての方ほど、
「どこまで行ったか」より「無理をしなかったか」
を大切にしてください。
初めてセドナへ来た方にとって、Bell Rock周辺は赤岩の景色を楽しみやすいエリアの一つです。
名前のとおり、ベルのような形をした巨大な赤岩が特徴です。
Bell Rockを見るだけなら、本格的に上まで登る必要はありません。
周辺を歩きながら、
赤岩を見る
写真を撮る
景色を楽しむ
という過ごし方ができます。
初めてなら、無理に「Bell Rockを登頂する」という目標を作らず、自分が安心して歩けるところまでにするのもおすすめです。
Little Horse Trailhead周辺も、セドナらしい赤岩の景色を楽しえるエリアです。
現在、Little Horse TrailheadはSedona Shuttleの対象になっています。
そのためシャトル運行日なら、Park & Rideに車を停めてアクセスする方法があります。
「駐車場を探すだけで疲れてしまった」
ということを避けるためにも、ハイキング前にシャトル情報を確認しておくと便利です。
初心者の場合、
往復○マイルを必ず全部歩く
と考えなくてもかまいません。
トレイルによっては、自分の体力や時間を見ながら途中で折り返すことができます。
たとえば、
30分歩いて戻る。
景色のいい場所まで行って戻る。
暑くなってきたので予定より早く戻る。
という判断も立派なハイキング計画です。
ただし、トレイルによって地形や難易度は異なります。
出発前にルートを確認してください。
セドナを代表する場所の一つがCathedral Rockです。
写真を見て、
「ここへ行きたい!」
と思う方も多いでしょう。
ただし、
Cathedral Rockを見ること
と、
Cathedral Rock Trailを上まで登ること
は分けて考えましょう。
Cathedral Rock Trailには急な岩場があります。
「セドナで一番有名だから初心者向けだろう」と考えて選ぶのではなく、自分の体力、靴、天候などを考えて判断してください。
無理だと思ったら途中で戻ることも重要です。
Devil’s Bridgeの写真はSNSなどでよく見かけます。
そのため、
「駐車場から少し歩けば、すぐ写真が撮れる」
と思っている方もいるかもしれません。
しかし、実際にはトレイルを歩いてアクセスする場所です。
利用するルートによって歩く距離も変わります。
暑い時期には特に、
距離
気温
水
帰りの体力
まで考えてください。
現在はSedona ShuttleのDry Creek Vista TrailheadからDevil’s Bridge方面へアクセスする方法もあります。
Soldier Passも人気のトレイルエリアです。
しかし、
「人気=初心者なら誰でも簡単」
ではありません。
どこまで歩くかによって距離や所要時間は変わります。
また現在、Soldier Pass TrailheadはSedona Shuttleの対象です。
シャトル運行中は一般車両用駐車場が閉鎖されます。
ハイキング計画には、歩く時間だけではなく行き帰りのシャトル時間も含めましょう。
有名ランキングだけで選ばず、次の5つを確認してください。
① 距離
往復でどのくらい歩くのか。
② 高低差
同じ距離でも、平坦な道と急な登りでは負担が違います。
③ 地形
土なのか、岩場なのか、急な場所があるのか。
④ 季節と気温
夏の昼と冬の朝では条件がまったく違います。
⑤ 自分の体力
他の人が「簡単だった」と言っていても、自分にとって簡単とは限りません。
インターネットでは、
「初心者向け」
「簡単」
「Easy」
などと紹介されているトレイルがあります。
しかし、これは絶対的な基準ではありません。
年齢、体力、ハイキング経験、暑さへの慣れ、足元の状態などによって感じ方は違います。
特に日本から来たばかりの場合は、長時間のフライトや時差による疲れも考えてください。
セドナのハイキングで非常に重要なのが水です。
「1時間くらいだから大丈夫」
「朝だから暑くない」
と考えず、水を持って行きましょう。
セドナの公式観光情報でも、十分な水を携帯し、暑い日は早い時間帯などを選ぶことが勧められています。
水だけでなく、必要に応じて軽食なども準備します。
夏のセドナでは日中かなり暑くなることがあります。
暑い日にハイキングする場合は、早朝など比較的涼しい時間帯を検討してください。
「せっかくセドナへ来たから予定どおり行く」
よりも、
暑すぎるなら予定を変更する
という判断の方が重要です。
実際、Sedona Shuttleでも過去に高温への安全対策として一部路線の運行時間を変更したことがあります。
赤岩のトレイルを歩くなら、
足に合っていて、滑りにくい靴
を選びましょう。
ハイキングシューズやトレイル向けの靴が選択肢になります。
旅行直前に買った新品の靴で、いきなり長距離を歩くのも避けた方がいいでしょう。
事前に履いて、自分の足に合うか確認してください。
短いハイキングでも、状況に合わせて準備しましょう。
□ 水
□ 帽子
□ サングラス
□ 日焼け止め
□ 歩きやすい靴
□ スマートフォン
□ モバイルバッテリー
□ 必要に応じて軽食
□ 季節に合わせた上着
そして出発前には、天気予報も確認してください。
Google Mapsは駐車場や目的地までの移動には便利ですが、ハイキングルートについては別途トレイルマップなども確認しましょう。
現在Sedona Shuttle公式サイトでも、シャトル対象トレイルヘッドのマップやハイキング情報を提供しています。
スマートフォンは十分に充電しておきましょう。
2026年9月現在、Sedona ShuttleのTrailhead Routesは、
Cathedral Rock
Little Horse
Soldier Pass
Dry Creek Vista
Mescal
の5つのトレイルヘッドをカバーしています。
通常は木曜日から日曜日に運行し、繁忙期には追加運行日が設定される場合があります。
予約は不要です。
旅行当日は必ず最新スケジュールを確認してください。
これは重要です。
シャトルでトレイルへ行った場合、
行きの時間だけではなく、帰りの最終便も確認してください。
写真を撮ったり休憩したりしていると、予定より時間がかかることがあります。
「もう少し先まで行ってみよう」
を繰り返しているうちに遅くならないよう注意しましょう。
セドナでは雨の後、岩や土の状態が変わります。
乾いているときには歩きやすかった場所でも、滑りやすくなる場合があります。
冬には雪や凍結の可能性もあります。
旅行の日程を優先して、
悪条件でも予定どおり行く
という考え方は避けましょう。
ハイキング前に、
どのトレイルを歩くのか
どこで曲がるのか
どこで折り返すのか
を確認しておきましょう。
そして、自分がどこへ行くのかを同行者や家族などに伝えておくことも安全対策になります。
トレイルから外れて近道を作ることも避けましょう。
初めてセドナへ来ると、
Bell Rock
Cathedral Rock
Devil’s Bridge
Soldier Pass
を全部1日で回りたくなるかもしれません。
しかし、ハイキングは観光スポットのスタンプラリーではありません。
歩く時間だけでなく、
駐車
シャトル
休憩
食事
移動
にも時間がかかります。
初めてなら、一つのトレイルをゆっくり楽しみ、その後に景色を見る場所やUptownなどを組み合わせる方法もあります。
セドナでは、
「登る」だけが自然の楽しみ方ではありません。
赤岩を眺める。
少しだけ歩く。
風を感じる。
静かな場所で休む。
写真を撮る。
自分のペースで自然の中にいる。
これも立派なセドナ体験です。
「有名スポットまで行かなければ」という気持ちより、自分の体力とその日のコンディションを優先してください。
「ハイキング初心者だけど赤岩を歩いてみたい」
「Cathedral Rockを見たいけれど登る自信はない」
「両親と一緒なので歩く距離を少なくしたい」
「どのトレイルが自分たちに合うか分からない」
Sedona Blessing Stonesでは、日本人旅行者向けのセドナ・プライベートツアーをご案内しています。
有名な場所を全部回ることを目的にするのではなく、滞在時間、体力、年齢、季節、その日の天候などを考えながらセドナを巡ります。
→ セドナ日本語プライベートツアーを見る
https://sedonablessingstones.com/journey/
※トレイル、シャトル、天候、閉鎖情報などは変更される場合があります。訪問当日はSedona Shuttle、米国森林局、現地の公式情報を確認してください。