パワーストーンと天然石。

出会いの石

「キャニオンランズ国立公園 メサアーチの日の出」の写真

石(フェナカイト)との出会い ― 石たちの声を聴くはじまり

それは、何気ない日常の中でのことでした。

パワーストーンとして名高い「フェナカイト」という石。
ただの興味本位で、その白く輝く石を手のひらにのせて、軽く転がしてみました。
高次の波動を持つ石だとか、サードアイを開く力があるだとか、
そんな話もどこかで聞いたことがあるけれど——
「本当にそんな力、あるのかな?」
そんな気持ちのまま、半ば馬鹿にするように、石に接していました。

ところが、その瞬間でした。

まるで火の中に放り込まれたかのように、フェナカイトが突然、手のひらの中で熱を帯び始めたのです。
「熱い…!?」
焼けた石を素手でつかんだような錯覚。
あまりの熱さに驚いて、思わず手放してしまいました。

手を見ても、火傷ひとつありません。
けれど、その“熱”の感覚だけは、いつまでも残っていたのです。
何が起こったのか、まったく分かりませんでした。
けれど、心の奥がふるえていました。
「この石…生きてる?」

——数日後。

今度は、心の中でそっと「敬意」を捧げながら、フェナカイトを両手で包み込みました。
「こんにちは」
そう語りかけるように、そっと触れたその瞬間——

今度はやさしい、包み込まれるような感覚が広がりました。
まるで温泉につかっているときのような、じんわりとした癒しの波動。
心のざわめきが静まり、静かな調和に包まれる。

ああ、これは本当に“存在している”んだ。
石はただの鉱物じゃない。
ちゃんと意思があって、呼びかけてくれている。

——これが、私と石たちの出会いのはじまりでした。