パワーストーンと天然石。

答え合わせ

セドナという場所について感じていること

セドナの奥には、言葉にしにくい不思議な静けさがあります。

この土地には、ブッダビーチやストゥーパなど、仏教に由来する場所が存在します。アメリカはキリスト教文化を背景に持つ国ですが、セドナでは仏教的な祈りや瞑想の空気が、自然の中に溶け込んでいるように感じられます。

同時に、赤い岩の中に建てられた Chapel of the Holy Cross のように、キリスト教の象徴的な祈りの場所もあります。このチャペルは、訪れる人々が静かに祈り、自分自身と向き合う場所として知られています。

さらに、セドナ周辺はもともとネイティブアメリカンにとって大切な土地でもあり、現在も聖地や儀式に関わる場所が点在しています。

なぜこの土地に、仏教的な場所、キリスト教の祈りの場、そして先住民族の聖地など、さまざまな祈りの形が集まったのか。
その理由には、はっきりとした答えはありません。

ただ、異なる文化や信仰を持つ人々が、それぞれの形で「静かに向き合う場所」としてこの地を選んできた、という事実があります。

もしかするとセドナは、特定の宗教を超えて、人が祈りや静けさを求めて集まる土地なのかもしれません。
だからこそ、この場所には今も、説明しきれない深い静けさが残っているように感じられます。


瞑想のために訪れる場所

以前、とある方から教えていただいた特別な場所があります。
観光地ではなく、人もほとんど訪れないような、少し辺鄙なところです。私はそこで、よく静かに瞑想をしています。

ある時、セドナのツアーに参加された方が、「残りの時間を瞑想に使いたい」と言われました。
そこで、その場所をお伝えしました。

その方が瞑想をしていると、たまたま通りかかった人に声をかけられたそうです。(私は、だれにもあったことないけど、、)

「何をしているんですか?」

瞑想をしていると答えると、こう言われたそうです。

「なぜこの場所を知っているんですか。
ここは、セドナでも本当に知っている人がほとんどいない特別な場所なんですよ。」

セドナには、いわゆる「ボルテックス」と呼ばれる場所がいくつかあります。
代表的なものとしては、Bell RockCathedral RockAirport MesaBoynton Canyon の4つがよく知られています。

これらは「四大ボルテックス」と呼ばれることもありますが、
実はこの4つが「ここが一番エネルギーが高い場所です」と、公式に決められているわけではありません。

多くの場合、観光やガイドの中で、わかりやすく紹介されている場所がこの4か所であり、
セドナのエネルギーが特定の場所だけに存在する、というわけでもないようです。

実際には、観光地として知られていない場所でも、
人が静かに座り、瞑想をしていると、不思議と心が落ち着く場所がいくつもあります。

もしかすると、
「どこが一番エネルギーが強い場所なのか」というよりも、
その人にとって、静かに向き合える場所が見つかること自体が、
この土地の持っている魅力なのかもしれません。


ブッダビーチについて

ブッダビーチも、実際に訪れてみると、少し印象が違います。
「ブッダビーチ」という名前ですが、とある方が言うには、実はブッダが座られている場所は、みなが石を積み上げているビーチそのものではなく、その手前のオーククリーク沿いにあります。

私は、知りませんでしたが実はその場所で石の浄化を行っています。

本当にブッダビーチまで石を背負っていくのは少し大変で、
「もう少しいい場所はないかな」と探していた時期がありました。
正直に言うと、少し横着をしようとして、もう少し手前で良い場所がないかと思って探していたのです。

そうして見つけた場所が、結果的に、ブッダが座られているといわれる場所だったそうです。
あとからそれを聞いたときは、少し不思議な気持ちになりました。

いつの頃からそこに通うようになったのか、正確には覚えていませんが、自然とそこに落ち着きました。
特別な儀式というよりも、自然の中で静かに石を休ませる、そんな感覚に近いものです。

水の流れの音を聞きながら、しばらく石を置いておく。
それだけのことですが、気がつくと、また同じ場所に足が向くようになっています。

もっと詳しくツアーに参加してくださった方には、なぜこの場所なのか、そして私がここで石の浄化をしている理由もお伝えしています。
観光地として有名な場所ではありませんが、静かに座ってみると、自然の音や空気の流れを感じやすく、落ち着いて瞑想できる場所だからです。
セドナには有名な場所がいくつもありますが、こうした静かな場所もまた、この土地の魅力の一つだと思っています。

セドナには、こうした仏教に関係する場所がいくつかあります。
そのひとつが Amitabha Stupa and Peace Park と呼ばれる場所です。

ストゥーパ(仏塔)はもともと仏教の祈りの象徴で、チベット仏教の伝統では、祈りや瞑想の場所として建てられてきました。
セドナのストゥーパも同じように、宗教や国籍を問わず、静かに祈りや瞑想をするための場所として開かれています。

赤い岩に囲まれたセドナの自然の中に、こうした祈りの場所が存在していること自体が、少し不思議にも感じられます。
それでも実際に訪れてみると、宗教という枠を越えて、人が静かに心を整えるための場所として、この土地に自然に溶け込んでいるように感じられます。

もちろん、ストゥーパについても詳しく説明します。


セドナの面白さ

セドナは、景色が素晴らしいことは言うまでもありません。
それに加えて、スピリチュアルな文化が根づいている街でもあります。

ツアーでは、こうした話を共有しながら、
あとから「ああ、あれはこういうことだったのか」と、
自分なりの答え合わせができるところも、セドナの面白さの一つだと感じています。

言葉で説明しきれるものではありませんが、
実際に訪れ、静かな時間を過ごすことで、少しずつ見えてくるものがある。
セドナは、そういう場所だと思っています。

目に見えない奇跡は、簡単には確かめられません。
でも、目に見える「何か」が起こる体験は、セドナでは意外と身近にあります。
それを偶然と呼ぶこともできますし、ただ静かに受け取ることもできる。
セドナは、そんな体験が重なっていく場所だと思っています。